エイジフリー

設立ご挨拶

太田みどりを育ててくれた社会に感謝を込めて

エイジフリーキャリア研究所設立ご挨拶

約30年前1歳の娘を抱え、37歳での再就職は、非常に難しく、どこの企業に履歴書を出しても面接までいかず、全て書類で落とされました。37歳で1歳の子供有、そして女性ということが、全ての結果につながっていました。
私は、美大を出て、グラフィックデザインの経験も感性もあるのに…、生活を抱えて一生懸命働こうという気持ちも、こんなにあるのに…と思っても、社会の現実はとても厳しいものでした。その時目に飛び込んできたのがママさんの営業チーム立ち上げの募集記事でした。デザインの仕事ではありませんでしたが、広告代理業と書いてありましたので、デザインに関する仕事もあるはずだと思い、早速応募してみました。すぐ採用になり、広告の営業を始めることになりました。全くの営業未経験です。右も左もわからないまま、テリトリーの地図を渡され、研修もないまま、飛び込み営業のスタートです。毎日毎日断られ続け、本当にこの仕事で、子供を育てていけるのだろうかと不安になったり、自信がなくなったりの毎日でした。でも、あれだけ履歴書で落とされた経験が私を支えていました。この仕事を簡単に辞めるわけにいかない、子供を育てるために。
しかし毎日飛び込み営業を続けていくと、断っていた人達が、少しずつ心を開いてくれるようになりました。「また来たの?本当に根性あるよね」とか「あれ程きつく断ったのに見上げたもんだね」とか、相手の対応が変わってきたのです。やっぱり営業の基本は、まず人と人。いくら良い商品を持っていっても売る人が受けいれてもらえなければ買ってもらえないということです。営業は、まず自分ありきの仕事です。だからこそやりがいがあるのです。いい仕事をする前に、「まず人として」この上にいい仕事が成り立つということをこの時期に学びました。営業で学び、また主任から社長になるまで、全ての役職を経験させていただいたことが(いいことも大変だったことも)今の私を作り上げてくれていると実感しております。
やはり仕事は諦めず続けることが大切です。それがやがて会社のためとか、社会のためにつながるわけです。利己から利他の精神です。
私は昨年60歳を迎えました。残りの人生を考えた時、一生懸命生きている女性のために出来ることはないのか、今の私があるように、頑張っている女性を心から応援して差し上げたいと思いました。私の新たな人生目標が決まりました。頑張っている女性を広くグローバルに支援・応援する決意を固めました。37歳で再スタート、そして60歳で再再スタート。「夢を実現させるのに手遅れはない」と思っています。
「働く女性を応援する」というコンセプトは、立場や環境が変わっても、私の中で、一生変わることはありません。女性がいくつになっても仕事で輝ける社会の実現を目指して、これからも頑張ってまいります。
国連が発表するジェンダーエンパワーメント指数(社会における活躍度)でもお分かりのように、日本はまだまだ、女性が政界や社会で活躍する環境が整っておりません。女性の教育水準は、他国に比べると高いのに残念なことです。本来は働くことに女性、男性の区別なくジェンダーフリー(性別なし)が世界基準となっております。私は日本の社会で女性が正しく評価されるようになるまで働く女性を応援していきたいと思います。働くことに、年齢とか、その人の取り巻く環境は関係ありません。大切なことは、本人次第ということです。これを「エイジフリー」というコンセプトで、もっともっと社会に浸透させていきたいと思います。
人前で話すことが苦手で、出産してブランクのあった私が1歳の子供を抱え、37歳からスタートをして、未経験営業から社長にまでのぼりつめた1つの成功例として、年齢やその人の取り巻く環境に関係なく、本人次第でよい仕事が出来るということを証明してきたことを多くの皆さんにお伝えしたいと思います。働く女性にも勇気を、そして採用する企業の方々にも勇気を持って、「エイジフリー」に取り組んでいただきたいと思います。そうすることで女性の雇用問題が進み、社会・経済発展にも大きく貢献できると思います。

エイジフリーキャリア研究所代表 
太田みどり

  • 講演・研修・セミナーコンセプト
  • 行政対象講演・研修・セミナー
  • 女子大学生向け講演・研修・セミナー
  • 企業対象講演・研修・セミナー
  • 経営者・人事担当者向けコンサルタント

ページの先頭へ戻る